昨年のブログを振り返れシリーズです。
毎年、このころになると梶井基次郎の「冬の日」を読みたくなりますね。
結核を病んだ青年が街を彷徨してあるくくらい話です。
筋らしい筋もないような小説です。
ちなみに未完の作品です。
主人公の尭がどこかへいこうとするところで終わっています。
全集にも青空文庫にもその部分は収録されていません。
しかし、文章がすばらしく、小説というより散文詩という感じです。
日本は現在、結核の低蔓延國になっていますね。
また、はやっているということです。
青空文庫で読めます。
梶井基次郎「冬の日」
www.aozora.gr.jp