SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

読書・本

小林信彦『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』を読む。

先週の金曜日の午後9時台うつらうつらとしながらNHKのラジオ番組「夜開く学校、飛ぶ教室」を聴いていたら、作家・高橋源一朗が小林信彦著『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』を今日の一冊として取り上げていた。1932年生まれとちらっと聴いたので小林信…

小林信彦『決定版 世界の喜劇人』を読む。

作家の小林信彦先生の新刊がでました。この本の系統の本は私は5冊持っていましてそれは、『喜劇の王様たち』(校倉書房)『笑殺の美学』(大光社)『世界の喜劇人』(晶文社)『世界の喜劇人』(新潮文庫)『決定版 世界の喜劇人』(新潮社)です。『決定版…

昨年のブログを振り返れ、令和6年2月第①弾。昨年も振り返っていた。

昨年のブログを振り返れ、令和5年2月第①弾。 - 光と風と猫。 立春です。昨年のブログを振り返れシリーズですが、昨年の今日もブログを振り返っていました。 本の話題ですね。古本集めが趣味なのですがだいたいほしい本は集めてしまいました。稀覯本もありま…

昨年のブログを振り返れ、令和6年1月第②弾、紙の雑誌はなくなるのか?

snowlog.site 昨年のブログを振り返れシリーズですが、雑誌の話。 ダウンタウンの松本人志さんの記事の「週刊文春」は45万部が完売したそうです。何億円と儲かったでしょうね。オンラインも文春はあります。2020年代には紙の週刊誌はなくなるのではないかと…

図書館の除籍本の転売はよくないのか?

news.yahoo.co.jp 今日は大寒ですな。それほどは寒くはないですな。今年は久々にYahoo!オークションに出品しようかと考えている。その中にオークションで買った「元」除籍本がある。 オークションで買ったのであって、除籍本をもらって出品するのではない。…

能登半島地震の集団避難から集団疎開を連想。

能登半島地震で中学校が避難場所になっているので通学ができないので中学生が他の場所に避難するようです。 集団避難というと戦時中の集団疎開を連想します。 戦時中の集団疎開を描いた小説が、小林信彦先生の『冬の神話』です。紙の本としては入手が難しい…

今日は冬至、梶井基次郎「冬の日」を読む。

みなさま寒い中いかがお過ごしでしょうか?今日は冬至です。私は毎年冬至のころになると梶井基次郎の「冬の日」という短編小説を読みます。 暗い内容です、肺結核の主人公があちこち彷徨して歩くという話です。表現が上手くて読ませる小説です。 梶井の親友…

作家・小林信彦氏が91歳に。

作家の小林信彦先生が本日12日で91歳になりました。 お母さんとお母さんのお父さんが長生きだったので長生きしていると思います。お祖父さんとお父さんははやくなくなったようですが。 2017年4月末に脳梗塞で倒れて、半年くらいでなんとか回復しました。復帰…

SF作家・豊田有恒氏が死去。

news.yahoo.co.jp SF作家の豊田有恒氏が亡くなりました。享年85。食道がんで亡くなったようです。豊田氏の作品はハヤカワ・SF・シリーズで1冊読んでいました。あと角川文庫で大量に出ていたと思います。 豊田氏は1968年のSFマガジンの覆面座談会で批判…

三連休最後の日。

本日で三連休が終わります。今年最後の三連休です。 最後の日も読書と映画と猫ですね。午前中は読書(イスラエルと中東の本)で午後は映画見て、実家に猫を見に行くことにします。 あとは朝夕の散歩もしたいと思います。だんだん日が短くなってきました。あ…

三連休の二日目。

三連休の二日目となりました。昨日はミステリを1冊読んで、映画を1作視ました。あとは筒井康隆氏のWEB上の日記を読み返しました。これがなかなか面白い。 ひとの日記は面白いものです、特に作家のは。小林信彦氏の『1960年代日記』も面白いものです。1990年…

三連休の予定。

さて今日から三連休でありがたいことです。 三連休の予定はというとあいかわらず読書になると思います。日曜日には実家にいって猫をみにいってきます。 猫をみたり触ったりすると認知症や脳梗塞のリスクが下がるようです。 なぜかしら家の敷地に他の猫がよっ…

プリゴジン氏が20年以上前に出版した絵本が約700万円の高値に。

news.yahoo.co.jp 死亡が確認されたロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が20年以上前に出版した絵本に高値がついて取引されているようです。 平成3年ごろに芸能人の写真集ブームがあって1冊30万円の高値がついていたものもありました。…

昨年のブログを振り返れ、令和5年8月第①弾、8月25日です。

snowlog.site もう8月も25日ですがまだ暑いですね。ここまで暑いのはなんでしょうか?暑いときは怪奇な話を読むなりして涼みましょう。 昨年のブログを振り返れシリーズですがフレドリック・ブラウンの『死にいたる火星人の扉』は痛快なミステリです。 ブラ…

再掲、終戦前後を知るための5冊の本。

snowlog.site 8月15日なので昔の記事を再掲します。 作家・小林信彦氏が選んだ「終戦前後」(あくまで「前後」)を知るための5冊の本です。 どれでもいいのでこのお盆休みに読みたいですね。

毎日新聞も朝日新聞についで値上げ、読売は据え置き。

maonline.jp 本も売れていないですが新聞も売れていません。今月上旬にコンビニでみたら朝日が値上げをするとかでもう新聞は買って読む人が減少しているのでしょうね。一般紙ではありませんが日本共産党の「しんぶん赤旗」も購読する人が減少しているようで…

読売新聞の調査で「憲法を改正したほうがいい」が61%。

news.yahoo.co.jp 毎年、5月3日には芦部信喜氏の「憲法」を読んでいた。芦部憲法はベストセラーで累計100万部以上売れている。芦部先生の遺族は安泰だろう。 ここで憲法の基本書で何が読まれているのか考えてみたい。参考にするのは司法試験受験生のおすすめ…

昨年のブログを振り返れ、令和5年4月第⑥弾。GW中に読む本を考える。

snowlog.site 昨年のブログを振り返れシリーズの第6弾ですが昨年は何を読んだかな? 小林信彦のコラム集は読んだと思います。あと買ったままになっていた週刊誌や月刊誌は読みました。 今年も小林信彦先生のコラム集(70年代の古いの)と文芸春秋を読もうか…

作家の大江健三郎氏が老衰で死去、88歳。

news.yahoo.co.jp 小説家の大江健三郎氏が老衰で亡くなりました。88歳。老衰は70代でもなる人はなりますがちょっとはやかったかなとおもいます。 30年以上前になりますが開高健と石原慎太郎と江藤淳と大江健三郎が雑誌で対談してるのを読んだことがありまし…

昨年のブログを振り返れ、令和5年3月第①弾、平成の30冊。

snowlog.site 昨年のブログを振り返れシリーズですが今回は<平成の30冊>についての記事です。令和も5年となって平成5年には皇太子(今上天皇)のご成婚から30年経ちましたがあっという間でしたね。 まだまだ、読み返したい本もありますし春彼岸にでも読み…

昨年のブログを振り返れ、令和5年2月第②弾、西村賢太一周忌。

snowlog.site 芥川賞作家の西村賢太氏が亡くなってから1年となります。はやいものですね。遺作というか遺稿の「雨滴は続く」は単行本化されるようです。王は死んだあとも稼ぐというのは本当です。 車の中で急逝なんてコラムニストの故ナンシー関みたいだなと…

昨年のブログを振り返れ、令和5年2月第①弾。

snowlog.site 昨年のブログを振り返れシリーズですが去年の今頃もやっています。歴史は繰り返すのか?ブックオフの創業者亡くなってから一年経ちました。五反田の店舗や代々木の店舗にはよくいきました。 最近はブックオフにはいかなくなりましたね。平成時…

小林信彦『四重奏 カルテット』を読む。小林信彦と常盤新平。

そういえば今年の1月22日で作家、翻訳家、雑誌編集者の常盤新平氏が亡くなって10年経ったのだった。 ということで常盤新平氏といえば小林信彦氏である。(ときめつけてはいけないのだが、都合上) 小林信彦氏は「ヒッチコックマガジン」という雑誌の編集を4…

一水会の元代表の鈴木邦男氏が亡くなる。

news.yahoo.co.jp 保守系の団体の一水会の元代表の鈴木邦男氏が亡くなった。享年79。 中井に親戚や知人がいるので高田馬場のほうにはよくいったが一水会の車をよくみかけた。 一水会の事務所は下落合にあるらしい。鈴木氏が早稲田だからというのでもないだろ…

週刊朝日が5月に休刊に。

news.yahoo.co.jp アマゾンで単行本を検索していると電子書籍ばかりでうんざりすることがあります。しかし、そういう時代になったのだとも思います。 絶対に勝てないものが2つあります。それは年齢と時代です。もう電子書籍の時代になっているのです。紙媒…

中原中也「冬の長門峡」を読む。

nakahara.air-nifty.com まあ寒いです。寒いときに思い起こす詩があります。 中原中也の「冬の長門峡」という詩ですね。子どものころから知っていた詩です。子どもの頃は「長門峡」を何と読むのかは知りませんでした。 長門峡は山口県内の景勝地です。実際に…

作家・小林信彦氏、卒寿の祝い。

長生きされているなあというのが作家の小林信彦さんです。12日で90歳になりました。 昨年の1月の週刊文春のコラムでは「米寿を誰も祝ってくれない、 娘が肉とシャンパンをくれただけだ。」と嘆いておられました。(原稿を書いたのは2020年12月。)今年ついに…

ノンフィクション作家の佐野眞一氏が亡くなった。

news.yahoo.co.jp 作家の佐野眞一さんが亡くなりました。享年75。肺がんだったそうです。 佐野さんの作品では「東電OL殺人事件」「遠い『山びこ』」を読んでいます。他にも読んだが忘れてしまいました。 佐野さんの文体は例えば同じノンフィクションの一橋文…

八重洲ブックセンター本店が2023年3月で営業終了。

www.bunkanews.jp 三省堂本店ほどの衝撃はありませんがそれなりに驚いています。八重洲ブックセンター本店が営業終了するようです。 八重洲口の顔みたいな大型書店です。一階は話題の新刊を扱っていました。専門書は三省堂のほうがよかったかなとおもいます…

昨年のブログを振り返れ、令和4年8月第④弾、8月22日。

snowlog.site 早いものでもう8月も下旬です。 毎年夏になるとフレドリック・ブラウンの『死にいたる火星人の扉』を思い起こします。エド・ハンターシリーズの1冊ですが私は同シリーズではこの作品がいちばん好きです。 文庫でも入手が困難になっていますがい…