寒いと精神的によくはないですが
暑いのもだれますな。
去年の9月頃は夏バテで落ち込んでいたと思います。
さて、作家・松本清張が亡くなってから
今月4日で30年経ちました。
連載を抱えたまま亡くなりました。
生涯現役であったということで
作家・小林信彦はこれを
「凄味がある」と評しました。
清張は多面的な作家でしたが
やはり本領はミステリにあったとおもいます。
特に短編が上手かった。
日本では短編が上手いと作家として評価されます。
日本とはそういう国です。
小林信彦は長編にすぐれた作品がありますが
いまいち評価されていません。
1992年は平和な年で
日本国内では大事件もなかったと記憶しますが
竹下派で内紛が起きて分裂したくらいか)
夏はけっこう暑かったと記憶します。
具合を悪くして
池袋の東口のリブロ(書店)の入り口のところで
倒れてしまいました。
松本清張もその頃に亡くなったのですね。
享年82だったから大往生の方です。
清張の全集が港区立麻布図書館にあって
それをぽつりぽつりと読んでいました。
その矢先でしたね。