光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

私立大学「慶早上智理科大」は苦戦しているのか?

 1月19日から大学入試センター試験が始まり、

大学入試シーズンが本格的に始まる。

文部科学省から入学定員管理の厳格化を

求められている私立大が合格者を絞る傾向を受けて、

今年は受験生は安全志向が高まるとみられる。


 一方、昨年に不祥事が発覚した

大学などが不人気となっている。

 難関私大の合格者絞り込みで弱気になり、

国公立も私立も合格可能なレベルまで

志望校を下げる受験生が多いようである。

 安全志向というか無難に合格する大学を選択する

傾向が強くなっている最大の理由は、

大学側が合格者を絞っていることだ。

 大都市圏に大学生が集中する状況を改め、

地方を活性化するために、

文科省は入学者が一定の基準以上になると

国から支払われる私学助成金がゼロになる

決まりを、2016年度から厳格にしている。


 わたしの母校も東京と近郊の三県から入学している

学生が多いようだ。 

今の時代、私大は経営がきつい。

私学助成金は重要である。

 私学助成金を多くもらっている大学の

ランクの上位にいるのは大都市圏の有名大学か

私立の医大である。

 助成金減らされると困るのである。

昔は好きかってといわぬまでも

自由にやっていた私大も文部科学省

いうことはきかなければならない。


 西日本の大学で定員超過したので

合格者の他の学科に転科してほしいと

学生に頼んだというなさけない大学もあった。

学生はその大学の学部の学科を第一志望に

して勉強してきたのだからたまらない。


 しかし、私立難関大のくくりが

「慶早上智理科大」である。

慶早はともかく、上智理科大である。

上智理科大の難度はここ30年で上がったようだ。

理科大は今のところ

ノーベル賞学者を出した唯一の私大である。

そこはもっともかな。


成績優秀者の授業料は免除になるという。
 
 さすがに私立理系のNo.3である・

一般入試での入学に限るが、

理科大の問題は標準的でいい問題である。

 上智は法学部国際関係ができたから

人気になった。

国際~~には受験生は

受験生は弱かった。

 しかし、その後国際~~は上智の真似してつくったが

最近は何かと国際~~は低調である。

 理工学部も難しかった。

早慶の理系学部よりも難しかった。

文系の数学の問題も早慶の文系学部のよりも難しかった。

理工学部の数学は東大の後期

よりも難しいときもあった。

数学や物理はなんでこんなに

難しいのだろうとおもったが。

試験にならないじゃないのか

そこで、

 苦労して上智の理工に入るよりも

就職のよい早慶理工学部にいったほうが

いいと受験生は考えた。
 
 上智の神学部も、ついにカソリック以外、女性の

受験を認めるようになった。

受験生を集めたいので、条件を緩和したのであろう。


まあ安全志向も重要だが

チャレンジ精神もあったほうがいいと思う。

経済的な事情なのではあるのだろうが。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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